2019年7月13日に放送された「中居正広のニュースな会」(テレビ朝日系列・土曜12時)で、元SMAPの中居正広さんの亡くなったジャニー喜多川氏についてこんなコメントがあったそうです。
“ジャニーさんは80番代のピンクがかった照明が好き(舞台の照明の人が使う番号でテレビの人はなかなか使わない色み)「80番代は赤から紫がかる光なんだけど躍動感があるときはこれを使うといい。70番代はブルーから白、ミディアムなんかのときに使うと良い」と言われた” “ジャニーさんに「僕は88番が好きだからね」と言われて中居さんがソロで88番の照明を繰り返し使ったら「ユー88番使いすぎだよ!」と言われた。色々な明かりを作っていきなさい、照明など細かいことを積み重ねることで成功につながる、ライブの半分以上は明かりで決まることも覚えていなさい、と教わった” (twitter nanam0m0 さんの投稿から引用)
それについて、「これ、うちの照明担当様とかは共感するんだろうか?世界のジャニーさんだからなぁ、小劇場でも使えるのかな?」というとおやんママさんの疑問に、照明担当の小山内さんに答えてもらいました。
1988.11のデンマークコネクション初演まで、資料をひっくり返しました。当時、何を考えていたんだろう。
参考までに色見本も。
左側の下からの3つ目が88番です。
色見本はキレイだね〜。窓ガラスに貼って太陽光ですかしたものです。左側2列に80番代があります。
紫は難しいから、あまり使ってないと思い込んでいたけれど、調べてみたら出てきました。いまのぞんぞんプロデュースのHPの写真には2枚とも使ってました。『宝石箱の夜』のホリゾントは#86。『リトルマーメード』で床を照らしているのは自作の3色フィルターでここにも#86が入っています。
私が初めて使った80番代は#88。ジャニーさんがお好きだった色なんですね。
何に使ったかというと…
デンマークコネクションの女王さまを、下からあおる明かりでした。登場や妖術(?)を使うシーンで使用してます。
何だか、ジャニーさんゴメンなさいという気分。
次に#88を使ったのは、THE VISITATION。フォンテーヌの2階舞台で、木の精ミズキの心の中を演じるパートです。天海さんと叶さん。
#88はモノノケ系ばかりかと思いきや、コメディライクのツカヘイの長ゼリとか、NY Scrambleのラストシーンのシャーロットのシルエットに使用してました。
#84はNYScrambleの異次元のシーン、#86はコメディライクの青春ドラマっぽいシーンなど、雰囲気をポーンと変えたいときに使ってました。
80番代は色が深くてきれいなので、ここ一番というところで使っていました。
ジャニーズにおける80番代は「躍動感」なのか〜。
ぞんぞんでは「この世のモノではない感」かな。そして、私に88番を使いたくさせるyou、No.1は、中村さんでした。
失礼しました。